102016/11月
田町のメンズエステ『Lemine~リマイン』にお邪魔する。2016年7月にオープンされた、日本人セラピスト専門店である。オーナーは女性で、セラピスト兼任のようだ。
電話受付女性(恐らくオーナー)の案内で、田町駅から数分のマンションへ案内される。最寄りは三田駅だが、田町や大崎って忘れた頃にメンズエステがオープンしたりクローズしたりする不思議なエリアだよな、と思いながら歩いているとマンションに到着。
インターホンを押すと、担当セラピが開錠。胸元の開いたノースリーブに、タイトなミニスカートを合わせている。想像していた雰囲気とは異なる、との第一印象。清楚系の女性が大半を占めるようなイメージをもっていたのに、そうでない方も紛れていらっしゃるんだ…。と、ややテンションが下がるが、HPでは横顔しか見られないから理想と現実のギャップは仕方がない。
お茶をいただきつつ、会計。問診票などへの記載・署名はない。
早割適用で、120分16,000円。+1,000円のオプションを追加し、総額17,000円也。
手頃だねえ。このキャンペーンは続けて欲しい。更に新規の場合、「ホットジェルorクリームトリートメント」のオプションが無料サービスになる。しかし「オススメはミルクローション」とのこと。
このオプションは+1,000円。基本料金が安いこともあり、迷わずお願いした。――これは大正解。もし有料オプションをつけていなかったら、かなり淋しい結果に繋がった可能性がある。
お部屋はワンルーム。店舗ブログにて「お部屋を増設しました」との記事を見かけたのでワンルームだろうと踏んでいたが、予想が当たった。さほど広くはないけれど、シンプルで清潔なお部屋である。流行りの大きな鏡は置かれていない。
手頃な料金や鏡がないことから、密着系の施術は少ない、または無いのだろう、との予想も当たる。担当セラピのルックスや雰囲気は万人受けするタイプではないので、基礎エステ技術の高いベテランセラピではないか。との予想は、半分当たり半分外れる。メンズエステでの経験値は少なくないようだが、基礎エステ技術が高いとは言い難い。いや、低くもないのだけれど、心地いいとまでは言えないというか…。
では、順を追ってレポートさしていただく。
このお店は紙パンツではなく、メッシュ素材の「ストレッチパンツ」を履いて施術を受ける。
※画像はイメージ。実際はもっと面積が小さい。
HPにも記載があるが、こちらの施術は仰向けからのスタート。慣れた手つきで太ももや付け根をパウダーでサワサワされ、期待が高まる。しかし、いきなり濃密ではなくジャブ程度のソフトさで、かつ短時間。その流れでストレッチへ移行。
自然とセラピとの距離が近くなる。お顔は好みではないけれど、ふくよかな胸元にはついつい目が行ってしまう。もう少し長くしっかり身体を伸ばして欲しかったのだが、ストレッチもあっさり終了。
セラピの指示でうつ伏せに。ホットオイルを用いたトリートメントが始まる。
頭部前方からの肩回りの施術もあったが、しばらく退屈な時間が続く。先にも述べたように、下手ではないけれど上手くもない、色気も少ないオイルトリートメントが延々と…。セラピはお話好きのようで会話は繋がるけれど、基本トリートメント自体に魅力を感じられないし眼福もないため、会話で時間を潰し退屈をやり過ごしているような感覚である(失礼)。
退屈が終わるのは数十分経過した、うつ伏せの最終盤。カエル脚での鼠蹊部リンパだ。
おお、悪くない・・・気持ちがいいぞっ!
鼠蹊部リンパは得意なのか、ねっとりと丹念に左右のリンパを流してくれる。
ようやくエンジンがかかり、仰向けに。
セラピは私の頭部後方に周りこむ。デコルテだな。よし、どんどんギアチェンジしちゃってください。と思ったのも束の間、私の目元には一枚のタオルが置かれる。め、目隠しか。 「視覚を遮ったほうが感度が上がるんですよ」との言葉には一理あるだろう。でもなあ…
そういえばトリートメント中、キャバ嬢みたく太ももの上にタオルを置いているから、そういう面に神経質なセラピなのかもしれない。それとも目隠しや太もも隠しがこのお店のスタンダードなのかしら。昨今の相場からすれば良心的な料金設定だし、全てを求めてはいけないとは思う。が、どこか煙に巻かれたというかスッキリしない感じは残る。
この辺りから、「このメンズエステには優良店の臭いがぷんぷんするぞ。行くべし!」と、期待を胸に訪問した己の冴えない嗅覚を嘆き、自己嫌悪に陥り始める。私は、負け戦を覚悟した。
しかし…
ミルクローションとストレッチパンツの関係
伸縮性・ストレッチ素材を活かさなければ、ただのパンツだ。物珍しいとの理由だけでストレッチパンツを導入しているように感じてしまうお店もあるが、この摩擦トリートメントを見習って欲しいものである。
あれだけ通常トリートメントは長く感じたのに、オプションの10分はアッという間、との体感。悶絶したがもちろん一線は越えずに、そのまま施術終了。
猛烈に「このオプションだけを延長したい」との気分に襲われる。が、そのようなことは可能なのかを聞く間も与えらえず、セラピは素早くシャワーの準備へ。――恐らく延長料金20分5,000円にオプション代が別途必要になるのだろう。
シャワーを浴びて、退散。どうもありがとう。
オプション追加は必須か? オーナーセラピも気になるが・・・
個人的には、お気に入りセラピを見つけるまでは120分でなく90分で再訪したい。で、オプションは10分1,000円と非常にリーズナブルゆえ20~30分つけてもいい。オススメというだけあり、それだけ魅力的なオプションと思うのだ。オプション未追加の場合、どれほど鼠蹊部リンパがあるのかも気になるけどね。
好みや相性はあるとはいえセラピは好みでなく、鼠蹊部以外の部分では癒されることも男心をくすぐられることも少なかった。けれども「ワンルーム・手頃な料金・ストレッチパンツを活かしたリンパ」と、このお店の魅力の一端は知ることが出来たように思う(偉そうでほんとうに申し訳ないです)。
ま、外したくなければ、オーナーセラピ指名が無難なのだろう。でも最初にオーナーセラピに入ると他のセラピに浮気し難くなるケースもあるので(笑)、次回は気になるセラピを写真指名しようと考えている。
※同店は店名を変えリニューアルしました
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