管理人のエステ体験日記

東京K田 某アジアンエステ
場違いな夢の果て-或いはハイヒール・カバ子との戦い

  • アジアン
  • 一般

 或る私小説家は、ソープ嬢に100万円近くの金を騙し取られた自身の体験を綴った処女作にて、本番ありの風俗店で純粋な恋人を探そうとした己の愚かさをこう表現した。

 
花屋に行って分葱(わけぎ)を求めようとした私が間抜けだったに過ぎぬと云うことであろう。
 
引用 『けがれなき酒のへど』西村賢太著
(新潮文庫「暗渠の宿」収録)

 
 なにも私は大金を騙し取られた訳ではないが、東京K田の某アジアンエステへの訪問後に、ふとこの一文を思い出したのである。

 
* * *
 

 店名を定期的に変え続けて営業するという戦略のアジアンエステが多数入居する雑居ビル。
 
エレベーターで目的階に上がると、出入口前には電飾看板が置いてある。以前の店名の上から現在の店名のシールが張られたこの看板を見たとき、私は少し嫌な予感がした。しかし冷たい風が吹き付ける中、キャンセルして駅まで引き返すのも億劫に感じた私はそのまま入店する。

 
J-POPが流れる店内の薄暗い個室に案内されると、数分後に担当の中国人エステ嬢が現れる。HPでのタンクトップにミニスカートという艶やかな姿ではなく、キャミソールというのかベビードールというのか、アジアンエステ嬢にありがちなラフな格好をしている。
 
年齢は20代半ばから後半だろうか。ハイヒール・モモコ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)と、陸上生物最強と噂のカバを足して二で割ったようなルックス。愛嬌は良く、と言うより常にヘラヘラ笑っている。ルックスは好みではないが、よろしく頼む。

 
まずはシャワー。極度の寒がりな私は、この時期は洗体の無いアジアンエステを選ぶことが多い。もう少し寒さが深まれば、どんなにケチな店舗でも暖房をガンガンたいてくれるから、かえって真冬の洗体はありだと思うのだ。自分も厚着になり、何処に行っても暖房が効いていて逆に汗ばんだりするし。だが秋口だと、まだまだ店内がうすら寒いアジアンエステが多い。“マッサージを売りにしていない”店舗なら尚更のことである。
 
なので、サクッとシャワーを浴びようとすると嬢が身体を洗ってくれると言う。そんなサービスがあるとはHPに書いていなかったし、洗体は必要ないからこの店を選んだのに。嬉しいやら悲しいやら。
 
狭いシャワールームの扉を開けたまま、ハイヒール・カバ子による立ち洗体。予想通り寒い。「寒いから短めでお願い」と伝えるもカバ子はヘラヘラしながら、洗体にそれなりの時間を費やした。
 

部屋に戻りうつ伏せになる。寒がりの私にとって、マットの下に敷かれた電気毛布(ホットカーペット)はマストアイテムだ。電源を最強にして無駄に長かった洗体で奪われた体温の回復を試みる。
 
背中には一枚のタオルが掛けられ、タオル越しの指圧が開始される。そのタオルは、ごく一般的なサイズのもの。背中に掛ければ足が出るし、その逆にもなる。
 
「寒いから足にもタオルが欲しい」と伝えると、カバ子はヘラヘラ笑いながら、
「ホカホカ(電気毛布)あるから大丈夫よ」と言う。
 
「大丈夫かどうかは俺が決めることだ。このバカなカバ!」なぞと言ってやれば話は早いのだろうが、根が小心者で争いや険悪な雰囲気を好まない私は「ワンモア・タオル・プリーズ」的なこと丁寧に10回ぐらい伝える。すると理解したのか諦めたのかわからぬが、カバ子はようやく一枚のタオルを取ってくる。

 
これでやっと人心地ついた気分(この店の電気毛布は効き目が悪い)。
しかし、落ち着いて指圧を受ける態勢が整ったのも束の間、なんと早くも仰向けコール!
 

「お?!早々に密着でもあるのかしら」
 
ちなみにハイヒール・カバ子は、なかなか豊満なボディーの持ち主。全体的に締まりが無く弛んでいる感は否めないものの、肌寒い季節には必要以上に蓄えられた皮下脂肪も悪くない。どれどれ・・・
 
カバ子はオイルやらパウダーやらが入った小さなカゴを手元に引き寄せる。
私の腰の横辺りに陣取ると、いきなりオイルを私の股間に垂らし始める。
 
えっ! いきなし?
 
リンパとも回春とも呼べぬ代物のサービスが始る。
 
ま、まじか・・・?
俺、30分コースで入ったわけじゃないよな。
90分コースだよな? わかってんのか、カバ子よ。
 
焦らしも、侘び寂びも、緩急も何も無い、ただひたすらの上下運動。
ハイヒール・ピストンJr・カバ子。

 
普段なら、「まだ時間ある?それなら時間いっぱいギリギリまで焦らせておくれよ」なぞと、不惑にも関わらず一向に耐久時間が成長の気配を見せぬマイサンのスペックの低さを、恥ずかしげも無く嬢に伝えることも朝飯前の私であるが、これには面喰らってしまった。
 
こんなサービス、嬉しくない。
こんなアジアンエステ、つまらない。

 
そのピストン運動のスピード調整をしてもらう気にもならぬ。
ていうか、もう帰りたい。

 
数分後、私は果てた(数秒後かもしれぬ)。
 
「早いね~。気持ちよかった?」
 
・・・気持ち良くなくても逝くんだよ。
そして、虚しくて虚しくて辛くなるんだよ・・・

 
* * *
 

 何を求め私はアジアンエステを彷徨うのだろうか。
 
あの「虚しさ」を何度も経験するのは精神的にきつい。あの感情が続くのならば、私はとても生きてはいられない。故に真剣に考えてみた結果、私は以下の二つを強く求めていることが分かった。
 
1. 絶妙なリンパマッサージ
2. 透明感のあるエステ嬢との出会い

 
突き詰めれば、この二点になる。
 
強がりでも何でもなく「抜き」を求めている訳ではないのだ。「良い子ぶるな」と、信じてもらえないかもしれない。しかし本当のことなのである(10人に1人でも共感してくださる方がいれば、私には十分だ)。
 
無論、ギリギリのリンパマッサージを受け「後生だから一思いに楽にしてくれ!」と心の中で叫んだことは一度や二度ではない。しかし、抜きは無くても良いのだ。敢えて言うならば、無い方が良い。私はギリギリの方が好きな猿だ。抜きたいなら風俗に行けば良い。手コキ店なら1万円で二回訪問できるし、あと数千円足せば、暖かなホテルで楽しめる風俗エステ店だって沢山ある。
 
だから今回のような「抜けばいいんでしょ?」的アジアンエステは、私には場違いだったのだ。かような店で私が求める二点のうち、どちらか一つでも擁した嬢と出会える確立は極めて低いのだろう。絶妙な手技を習得している嬢は、この店で働く必要は無い。透明感のある純粋な嬢に出会える可能性はあるかもしれないが、疲れ果てすぐに辞めてしまうか、初期の透明感を次第に失っていくことは想像に難くない。
 

今後は「技術を求める濃厚リンパマッサージ店」と「ルックスを求めるマッサージ店」の二つを別けて考えようと思う。そしてその都度、いまの自分が求めるタイプのアジアンエステに訪問すれば、今回のような事故は減るはず(気付くの遅くね?と自分に突っ込んでみる)。
 
ユリの花を求めるなら花屋で、野菜の葱を求めるなら八百屋で買えば良いだけの話だったのだ。何を求めているのかすら分からなければ、人は一生それを手にすることなど出来ないのだから。
 

とはいえ、いくら頭では分かっていても、そう上手くは事が運ばないのがアジアンエステのやっかいなところである。そこがまた面白い部分でもあるのだが・・・。

 
* * *
 

それにしても「捨てる神あれば拾う神あり」とはよく言ったものだ。
 
便所でのつまらぬ排泄じみた行為と、その後の有り得ないほど下手糞なオイルマッサージを受けた(しかも寒いのなんの)後に、自ら望んで時短気味に店を出た私は、虚しさを引きずりつつ、どうにも別のエステで口直しをしなければ帰れない気分。
 
そこで、カバ子の店(オーナーでは無いが)とは180度方向性の違う、恐らく真逆の「超」健全と思われる日本人のメンズエステに足を踏み入れた。今日はこれ以上シャワーを浴びたくないので、指圧メインの30分1,500円というお試しコースを選択する。
 
これが大正解。
清潔で暖かな店内。これ以上無いと思われる程に寝心地の良いベッド。ちと艶のある淑女。たった30分。たった1500円であったが、私の凍りついた心は次第に溶けていくのであった・・・
 

~体験記92 ≪完≫~
 


 
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