エステ猿

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管理人のエステ体験日記

The LOVINA(板橋) ※閉店
喧騒から離れて

  • 日本人
  • 一般

板橋駅で下車するは初めてのことだった。エステに関わらず池袋をはじめとした近隣の駅には数え切れぬほど訪れているというのに。
 
東口駅前の小ぢんまりとしたロータリーには噴水。突き当たった通りには、背の高い街路樹が立ち並んでいる。

 
板橋 LOVINA
 

すぐ目前に、近藤勇、土方歳三ら新選組隊士の供養塔があるお寺が見える。
 
別に誰のせいでもないのだが、私は頼りなくも豊かな時代に生まれたJ-BOY(今となってはJ-CYUNEN)。女性に身体を揉まれることに喜びを感じ、ぬくぬくと生きている自分自身に時候もあってか、少々罪悪感を感じるような気分。まだ時間はあるし、ここは手を合わせて行く事にしようか。
 
供養塔の前で手を合わせ神妙に黙祷・・・のつもりが、ついつい「エステで良い女性に当たりますように」などと神社仏閣へのお参りでもあるまいに、新撰組マニアに足蹴りにされそうな邪念が浮かぶのだから我ながら情けない。(土方先生、私のことは嫌いでも日本のことは嫌いにならないでください!)
 
 
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葉が生い茂る並木道は、ゆるやかな上り坂。駅から数分歩くと、暑さで汗ばみ始めた。店員氏の指示通り、緑豊かな並木道から商店街に入る道を曲がる。なんとものどかな商店街をしばらく進むと、目的のマンションが見えた。

 
板橋 The LOVINA<
 
インターホンを押すと、担当の日本人セラピストが開錠してくれる。年の頃は20代前半だろうか。どこかで見た記憶のある、とても薄手のブラウスに黒いスカート姿。
 
ワンルームを一つの施術部屋にした贅沢なタイプの完全個室。部屋の中央にはタオルが敷かれたマットレス。施術環境は申し分ない。期待が高まる。
 
会計後、清潔で快適なシャワールームで汗を流す。自ら身体を拭き、T型の紙パンツを装着。
 
マットにうつ伏せになると、軽くタオル越しの指圧的ほぐし。その後、オイルマッサージへと移る。
 
担当セラピはある程度の経験はあるようだ。特別上手いとは感じないが、疲れ気味の身体に心地よい。
 
太もも、その付け根のリンパも若干流してくれる。このあたりは、期待値に対して少々物足りないが、文句を言うほどのことでもない。背中の施術時は、私の頭部前方にて両膝を床に着けて行う。静かな環境とオイルマッサージでウトウトしてきたが、眠るのはもったいない気もする。

 
仰向けに。
 
ふくらはぎから太ももへ進み、その付け根(いわゆるソケイブ)を足をやや「く」の字のように曲げてのリンパマッサージ。さらにお腹周りを少々。
 
可もなければ不可もない、まさに及第点といった印象で施術終了。
 
シャワーを浴び(背中だけ流してくれたがデフォルトのサービスかは不明)、お茶を頂いた後に退散。ありがとうございました。
 
 
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静かでリラックスできる環境は素晴らしいですね。
 
埼京線で板橋の隣の駅は、都内エステ界の中心地の一つ池袋。ですから埼京線利用者は板橋を素通りして池袋、または新宿、渋谷方面へ・・・と足を伸ばすことの方が多いかのかな。
 
しかし、繁華街の喧騒、雑踏が鬱陶しい時ってありますよね?住宅街や、あえてのオフィス街など、静かな環境のメンズエステでのリラックスを欲する時って。そんな気分の時にはうってつけかもしれません。板橋駅東口は想像以上に(私が知らなかっただけですが)緑豊かで悪くない駅でした。

 
まあ、それはそうと施術の話。今回の担当セラピストの施術に関しては本当に及第点という表現がピッタリでした。物足りないといえばそうなるし、これぐらいだろうと納得することも出来ると言うか・・・。正直、再訪時は指名しないです。丁寧で接客も悪くなかったのですが、ルックスは失礼ながらタイプではなかったし。
 
ただ、店舗自体のポテンシャルは非常に感じました。可愛い(?)制服といい、文句なしの環境といい、料金設定も悪くないんじゃないかな。相性の良いセラピストを探す価値はありそうです。次回もフリーで、今回とは別のセラピストが出勤時に訪問したいところです。

 
【今回の教訓】 供養塔はヨコシマなお願いをする為のものではありません。

 
~第82回体験レポート|The LOVINA(板橋駅)編≪完≫~
 

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