この所地雷が続いており、私は自分の下調べ能力のなさに落胆していた。いっそのこと目をつぶってダーツでも投げて選んだ方がいいのではないかと思った。
 
実際、今回はそれに近い選び方をした。どの店もホームページは綺麗なので、あまりアテにならないことを学んだのだ。
 
私は吉祥寺のアジアンエステ『雅(みやび)』に行った(だんだん惰性でメンエスに通い始めている気がする)。
 
結論から言うと、なかなかの当たり店だった。
 
予約電話に出たのは、陽気な感じの女性だった。店の道案内については、「駅から」ではなく「ユ○クロに着いたらまた電話ください」と言われた。私はスマホが速度制限に引っかかっていたので、ユ○クロを調べなければならないことに少々ため息が出た。
 
そして、ユ○クロが見えた所で再び電話すると、今度は「○○に着いたらまた電話ください」と言われた。
 
道がわかりづらいと、それだけで不安になってくる。駅からずいぶん歩いた気がする。
 
そんなこんなで辿り着いたのが、古びたマンションであった。外装があまりにもマンションらしくなかったので、初めは薬局か何かかと思った。
 
呼び鈴を押すと、ぽっちゃりしたおばさんが巨大なOPIの谷間を強調した服装で現れた。
 
P(Oh my god!!!)
 
セラピストの顔が可愛くない時。
 
体型がずんぐりむっくりしている時。
 
そんな時の対処法は簡単だ。OPIだけ見ていればいい。
店に上がると、中はどうも慌ただしく、何人かが先客に対応しているようだった。
 
マンションの外観とは裏腹に、内装はいやに綺麗だった。最近リフォームしたのかもしれない。
 
私は「ちょっとお待ちクダサイ」と、カーテンで仕切られた小さな小部屋に通された。見た限り、そこは女の子の控室のようであった。女性モノのバッグや軽食、そしてバカでかいブ○ジャーがハンガーに引っかかっていた。
 
興味本位でカップサイズを見ようとしていたら、突然カーテンが空いた。危うく変態と思われる所だった(事実だが)。
入って来たのは、さきほどの女性ではなかった。打って変わって、無駄な贅肉のない、非常に細身で、口が大きく、笑顔の明るい女性であった。
 
名前を聞いたら、モ○さんという。
 
モ「お待たせシマシタ。ごめんなさいネ」
 
P「ああ、いいえいいえ……」
 
モ「コチラ、ドゾ」
 
施術室はかなり薄暗く調整されていた。暗くてメニュー表の文字もよく見えなかった。
 
モ○さんは人懐っこい口調で料金とコース内容の説明をしてくれた。
 
私はおすすめコースの60分12000円を選んだ。
サービス内容
 
まずは泡船体から。
 
この時、モ○さんの手付きがあまりにも丁寧かつERかったので、私は驚いた。
 
大根を洗うのと変わりないけしからんセラピストも多い中、これは素晴らしい。
じっくり身体を洗った後、一旦シャワーに通される。シャワー室はバスルームではなく、文字通りシャワーだけの部屋だった。照明がドピンクだった。
 
その後、モ○さんに身体を拭いてもらい、指圧マッサージを開始。
 
モ「どこ一番ツカレデスカ?」
 
P「あー……背中かな?」
 
モ「わかりマシタ」
 
適度な力加減で背中や四肢を指圧していく。
 
後で知ったことだが、実はモ○さん、マッサージ経験は浅いらしい。しかし、そうとは思えないほど、人体の扱い方が上手かった。
 
モ○さんは明るくよく喋るタイプだったが、マッサージ中は真剣であった。
 
そのうち背中にかかっていたタオルを外し、オイルマッサージに入った。
 
不思議なことに、モ○さんに触れられると、自然と力が抜けてしまう。
 
それから徐に密○。
 
何だか接している部位がやけに多い気がする。
 
1、2、3、4、……
 
右手、左手、OPI(片方)と、もう1つは何だ?
 
そうだ、これは唇だ!
 
なんてERい人だ!
背後からの絶妙な密○攻撃をじっくり堪能した後は、仰向けに転身。
 
見ると、モ○さんはなぜかブ○ジャーを着けたままだった。
P(えーーーー! こんなことあるーーーー!?)
 
P「え……それ……取ってもいい?」
 
モ「うーん。イイヨ!」
 
P(ええんかい)
 
大きくはないがとても柔らかくてERいOPIであった。
 
そしてマーP.Jrを素手で捕獲するモ○さん。
 
P(なんてこったパンナコッタ! 気持ちよすぎて死んでしまいそうだ!)
 
などと思っていると、モ○さんが激しく息を荒げ始めた。
 
モ「はぁ、はぁ、はぁ!!」
 
何だ興奮しているのかね? いやらしい女の子だ!
 
と、顔を見たら、さっきまでの屈託のない笑顔から打って変わって、なぜか猛烈に必死の形相をしていた。
 
モ「お、お兄サン……時間デス……だから……ガンバッテ!」
 
P「あ、はい」
 
ちょっと前座の部分をじっくりやりすぎたらしい。
 
かくしてマーP.Jrは早打ちにて無事死亡。
 
ルックスも性格もテクニックも申し分ないセラピストだった。
 
あともう少しだけサービスを解禁してくれたら☆5を付けていたと思う。
 
備考:密○の時なぜモ○さんがブ○ジャーを着けていたのかは不明
 
 
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※ この体験談は投稿者様(30代/エステ歴0~3年/初訪問/投稿4件目)の評価であり、体験時の感想には個人差があります。また、同じ店舗でも担当スタッフや選択したコースなどにより内容が異なるケースもございます。
 
◆ 管理人の気まぐれなコメント
 HP未掲載のおすすめコースは…つけないことになってるのかしら…。惰性というかルーティンというのか、私もむふふエステに新鮮味がなくなることはあります。そんなときは、しばらくそっち系への訪問を控えます(真面目なエステに行ったり)。まあ、長くても10日くらいでムズムズしだすんですが(汗)