エステ猿

メンズエステ情報と口コミ体験談

※当サイトは18歳以上対象です

管理人ブログ

ハロウィンに想う、ニッポン式メンズエステの行方

 ハロウィンに限らず、クリスマス、バレンタイン、ホワイトデーにしろ俺はあまり興味をもてないのだが(交際している女性がいる場合は除く)、別に楽しむ人は楽しめばいいんでないの、と思う。
 
 おいおい、ハロウィンて収穫祭なんだぜ。君は農家?何を収穫したんだい? まさかカボチャのオバケみたいなのを飾って仮装パーティーするのがメインイベントと思ってるわけじゃないよな。それに、クリスマスまでの「つなぎ」でもないんだぜ・・・ なんてなことを言う人を否定しないけれど、ていうか俺も昔はそう思っていたのだが、なんでも楽しめる人は楽しめばいい、と今は思う。
 
 いのち短し、恋せよ乙女。
 生きているのは暇つぶし。
 同じ阿呆なら踊らにゃな損、損!

 
ハロウィン
 

 それにしても、我々ニッポンジンの「いいとこどり」文化は凄まじい。
 
 異国文化を輸入し、中身よりも表面や上層、キャッチーな部分だけを切り取り、独自のアレンジを加えて楽しむという文化。これにも賛否両論あると思うけれども、俺はどちらかといえば肯定派だ。というより、もう今更変えようとしても遅いのではないか。世の中は戦争でも起こらない限り、緩やかに変わって(病んで)いくもので、長い年月をかけて現代ニッポンはできたあがった(壊れた)のでしょうからね。
 

 さて、「いいとこどり・アレンジ」文化は、なにもイベントや食だけの話しではない、と思う。我々が愛するメンズエステにも似たようなケースはある。
 
 スケベイスや空気マット上での洗体なんてのは、単純に泡の国から知恵を拝借したものだろう。興味深いのは密着エステである。一般エステで密着を大々的に売りにする店舗は激減したものの、根強いファンのいる業態の一つ。
 
 これはどこから派生したものか。エステ歴10年程度の俺がいうことだから間違っている可能性は大であるが、新宿や大久保辺りのアジアンエステ(中国エステ)が始めたのではないかしら。俺も新宿職安通りの某店に何度も足を運んだことがある。
 
 どういう経緯で密着を始めたのだろうか? 俺が思うに、「なんだかんだ言いながら、若いエステ嬢とイチャイチャしたがる客ばっかりあるよ。なら最初からそういう店にしたほうが儲かるあるね!」などと、ストレートな中国人が考えたのではあるまいか(それとも発案者はニッポンジンか)・・・
 

 そんな密着エステも、広めたのはニッポンジンである。目の付け所がシャープ。新宿からあっという間に全国区(大袈裟でもないと思う)の人気となる。独自のアレンジ(技など)を加え元祖よりも優れたものを生み出すことも、我々ニッポンジンは大得意である。二匹目のドジョウ、という概念をあっという間に超越してしまう。
 
 0から1を生み出す能力は、なんとなくアメリカ人や中国人のほうが優れている気がする。母国があまり面倒をみてくれないからだろうか。しかし、1から10にする能力、これは世界のなかでニッポンが図抜けていると思う。不気味なほど器用な国民である。

 
 そしてまた、この業態は純粋なオイルマッサージ技術なりタイ古式などのストレッチ技術をさほど必要としない点も、同類の店舗が一時期急速に増えた理由の一つだろう。要するに綺麗な嬢が客に密着していればいいのだから、採用後すぐ戦力になる(ま、密着のないエステでもド素人をすぐに客前に送り出す店舗はあるが)。
 
 無論、男のツボを知り尽くしたエステ技術もある嬢が密着する快感に比べれば素人のそれは断然劣るのだけれども、かような店舗に通う客はエステやマッサージ技術を望んでいないことが多いから、よほどのダメ嬢でなければ大きな問題にはならない。
 
 密着系を指し「もはやエステではない」と嘆く昔からのエステ・マッサージファンがいてもおかしくはないだろう。「クリスチャン以外はクリスマスを祝うな」という気持ちに少し似ているかもしれない。しかし、これは「卵が先か、鶏が先か」のような根元的問題でもある。仮に、技術面においてメンズエステ業界の水準を低下させたという罪が密着系にあるとするならば、「客が先か、店が先か」という悩ましい問題が浮上することにもなる。

 
にわとり女子
 

 ・・・と、なんだかんだあるけれど。
  
 俺はここでも思う。
 別に楽しむ人は、なんでも楽しめばいいんでないの、と。
 
 今の俺は、どちらかといえば本格エステ・マッサージをより好む部類に属するかもしれないが、密着系も嫌いなわけではない。むしろ好きだ。新宿の有名店では散々いい思いもしたし。
 

 本格派に密着系。大きなメンズエステと云う括りに入りながらも、両極端の異業種と呼んでも差支えないのだろう。俺は両者が、互いを意識し切磋琢磨して欲しいと願ってやまない。別の業態だからといって、己の小さな世界に閉じこもって欲しくはないのだ。それこそ互いの「いいとこどり」をしてくれたら嬉しい。我々多くのエステファンのために。
 

 なぜ客は密着系に流れたのか? それは技術が足りなかったからではないのか・・・
  
 なぜ客は本格派に戻ったのか? それは魅力が足りなかったからではないのか・・・
  
 かようにお互いをライバル視してでも、是非メンズエステ業界を底上げして欲しいと願う。両者が光と陰のような関係ではなく、どにらも輝ける業界の未来を信じるのは無謀だろうか。
 
 俺はただ、つまらぬエステに訪問してしまった際の、あの「やるせなさ」を何度も味わいたくはないだけなのだけれど・・・。俺みたいなエステ狂じゃなければ、金をドブに捨てた思いを何度も経験したら普通の人はエステに行かなくなっちゃうよ。いつまでもエステファンの人口が右肩上がりに増えていくなどと思わないほうがいい気がする(ニッポンだって・・・)。
 
 
 相変わらず行き当たりばったりで、まとまりのないヘンな記事になってしまい申し訳ない。最後にまとめるならば、俺はカボチャではご飯がすすまない派である。
 


 
話題のメンズエステ&セラピストをPICK UP!

 

 

 

 

 

 
お店選びに迷ったらClick!

 

 

 

 

コメント

  • どこかの入試(現代文)で読んだ「フィルムに関して日本人は真似ばかりしていると蔑まれたが、最後はシェアを獲得した」話を思い出しました。コダックやAGFAの後発で出たFUJIFILMの話。

     フィルムの世界は、互いに切磋琢磨しあったのち、デジカメの登場で虫の息に。プロ用若しくはトイカメ等レトロブームに絞る事でしか存在を維持できなくなってしまいました。
     私は暗室経験もありますが、だからといって古参ぶってデジカメを否定しません、写真人口増加に確実に貢献してますし。ただ、何かの襲来で、静止画を楽しむ写真の存在そのものが無くなる日が来たら寂しく思うでしょう。

     ちなみにメンズエステに関しては断然デジカメ派です(笑)

    2014/11/14 23:56 | きつね色

    • コメントありがとうございます。
      こういう記事にコメントいただけると、とても嬉しいです。

      すくなくとも我々が生きているあいだは、写真も紙の本もなくならないんじゃないですか。
      死んだあとのことは知りませんが(笑)
      昔流行った音楽のカセットテープが、一部の若者に受けてるらしいですね。
      最新技術に飽きたら懐古する、というのはいつの時代も変わらないのかもしれません。
      中島みゆきじゃないけど、そうやってぐるぐると廻るのでしょう。

      さて、メンズエステはいかに・・・

      2014/11/19 17:08 | エステ猿

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。